2012年9月22日土曜日

新鮮野菜の行く先は

佐久穂から、野菜の箱が届きました。サニーレタスはとても柔らかいので義母も入れ歯でも噛むことができるのでしょうか、無理やりの秋刀魚フライの付け合せにしておくと食べています。  前日がパルシステムの配送なのに何故また野菜の大箱が来たのかと、訝しい家族ですが、事情は、トウモロコシ最終にやはり、ここのも食べなけりゃ。
 五人の食卓で少量多品目で出荷レベルの栽培を就農者でしているのってすごいよね。とか、最初はMIXIで今はFBでの関係。という説明をします。元は北小岩で育った人。
 三人子供育てていて、子供と肥やし踏んでいる動画見たからすごいでしょ。と説明します。
 

 そして、トウモロコシの皮を剥いて茹でます。枝豆も枝からはさみで切って、茹でます。トウモロコシの皮も細かく切った枝豆の枝も、玄関先の漬物容器に入れます。朝のリンゴジュースの不揃いつがるの皮はもう蒸れてきていました。
 玄関先において!なのですが、意を決してこの夏は約40ℓほどの容器に、野菜果物の不可食部分と鰹厚削りのしっかり出汁とったガラを入れています。一回、蛆だらけも見ましたが、土をかぶせていたらいなくなりました。蛆虫あんなに居たのにどこ行ったんだろうね。と言うと連れ合いが、蛆虫は蠅になって飛んでいったんだろうというのに、納得してしまいます。でも小さな園芸用シャベルで、拾い上げて、眉根に皺寄せながら何匹も踏み潰していたのは私だったことは忘れることにします。
 毎日この肥やしの様子を見ているうちに、匂いは気にならなくなっています。我が家は和式水洗トイレですけれど、それぞれの個臭が、外に匂うし、生ゴミもたい肥も、人間を巡って一環した同じ匂いだと、いよいよこの夏は思うようになりました。
 6月最初に山梨に持って行った時より順応したのでしょうか。夏を越す温度が高くて、上手く熟成もしているのでしょうか。
 そんなに大袈裟に言うほど生ゴミが出ないのです。三角コーナーから、野菜や果物の皮を除けば残りのほとんどはラップや包材容器。プラスチックです。そして毎日、だからイシハラが!!とぶつくさ言いつつ、生ゴミを資源にすると、残りほとんどが、石油系の家庭では始末できないもの。
 先日首都高から中央道にと高速道路を車を走らせながら、残暑に路面の方が温度は高いよねと、連れ合いと話していました。アスファルトだし、保熱性ありそうな材料だよね。と言った時。道路は石油精製物の余り物で作られているんだ。と、だから道路に利権が付くように仕組まれて、ゼネコンからもっと裏にお金が動く仕組みだったんじゃないと連れ合いと話ました。私の先輩は、まず人が居て、それから道ができ、鉄道なんて最後にと教えてくれたのよ。と。
 道路じゃなく、道を歩いていたい。高速道路を車で走って、物も人も移動する中で、柔らかい野菜も食べることができるともいえるけれど、歩ける範囲での物のやり取りが理想。
 それでも、この玄関先の容器と中身は、近いうちにまた運ぶ事にしましょう。そう言う矛盾だらけの中で、くらしがあるという、その事をさらけ出すのが、解決に一歩近づくのだから。

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