2010年7月6日火曜日

25年経って

父が逝ってから、もう26年過ぎた事になります。25年忌も母の体調を理由として、行いませんでした。
墓もなければ法要も行わず、寺の住職であったという事だけが残っているのも、不信心な娘を持っていたからと、諦めている気がします。
 やっと、気持ちの整理ができたのかもしれない。25年過ぎて、振り返る事ができるようになったのか、客観的に考えられるようになりました。
 まだ、文庫の形にはなっていないけれど、それでも父の持っていた本の一部を保管し続け、在り方を問い続け、文庫番自身の経てきた事も、母親の存在も。少しだけですけれど、感情を離して考えられる年月になっているようです。