2013年5月27日月曜日

鳥の声に

晩秋に植えた大麦は実りの時期となりました。引っ越してきてから、鳥の鳴く声に耳を向けることが以前より増えました。やはり季節なのでしょう。夜になって思いがけず不如帰の鋭いさえずりが聞こえ驚いたりします。時無し鳥かもしれない時鳥。昼夜関わらず独特の鳴き方が聞こえてきます。川向こうの大きな木でしょうか。 啼いて血を吐く不如帰。誰がそういったのか、やはりその人もこの思いがけない時にきこえた声に驚いたのかもしれません。
 夜も、昼もなく・・・。

 そう、麦ではなくマハラバ村の旧住民からの連絡が続いてきています。青い芝についても文庫番なりに書かないとなりません。それがきっと東日本大震災後を考える事ともなるからです。

 義父が床に就いたころに撒いた小麦は、もともと発芽率は良くないと言われていた上、その後も十分に見られなかったのですが、種子採り分は確保できました。さて、この写真は大麦、いつのタイミングが収穫なのか、麦芽をどうとるのか、麦茶にするには、未体験の事が毎日出てきます。
また、大豆も植えましょう。義父に尋ねることができればいいのですが、それはもうできないのですから、なるべく地域にあったやり方を学ばないとなりません。
 自給自足というより、ここのご近所の考え方は、成ったもののやりとりの当り前さです。他給他足もありなのかと、頂き物の野菜で、収納家具のあれこれで注文数を減らした食品を充分に補えそうな中考えます。我が家の成り物もまたご近所さんに可愛がってもらえるようになるでしょうか。
 未熟なのは私たちの庭仕事の知識と技ですが、多くは望まない。お金には替えない!何かがあります。

2013年5月25日土曜日

隣の青い芝

育苗箱?いえミニ田んぼ



 




向こう岸?いえ川の中州の花々




 

 やっと洗濯機の排水は応急的には繋がって、それでも、時間はあるさと布巾は手洗いして干したり初夏をっゆったりと過ごしたいです。義母の部屋にはベッドがやっと届きました。介護の適用ではなく自費でとなって、遅れていたものです。
 引っ越しに加えて、仏壇も墓所も新しく地域の方々からの紹介で持つことになりました。それから、だんだん家具らしいものが増えてきますが、庭も雑草は伸びてきます。庭だから気になるのですけれど、下に見える川の中には、芹の白い花の向こうにはポピーのようなのも紫の花も咲き誇る初夏。カマキリは卵塊から孵ったのが沢山庭にも居ます。小さいものは皆可愛いとみていると、ベニカナメモチには毛虫がびっしり。庭畑には猫の糞。
 争わない、追い立てないで生きていたいのに、庭とすれば雑草も抜かなければなりません。おかしい。でも、この辺りではヤグルマギクやペチュニアが雑草になって出てきます。それは選択的に残しておきます。連れ合いは園芸的な草花が嫌いで、野にあるものがあるがままだと見せましょう。芝生というのもいかにも人工的なのですけれど、何と言っても青い芝。これは青々と増やしていくのが、私の役割。私は%に捉われないで居たいものです。99%と1%だけじゃない。生き方を。
 
 そんなことで、塩水選別しない穂のまま投げ入れた、白い容器はほっそりとした稲の苗が伸びてきました。来週には五枚の葉が揃うでしょう。そしたら、少しゆったりと植え直してみます。ここは藤棚の下なのであまり日当たりは良くなくなってしまいました。









2013年5月21日火曜日

首が回らない

イタタ。五連日のお出かけ。今までの電車は考えればほとんどの立ちっぱなしの総武線・山手線・地下鉄。それが中央線特急回数券。そして東京駅からの夜行バスは格安を選んで、これは何じゃという普通の大型バスのシートで、普通の腰掛姿勢で約8時間のエコノミー症候群すれすれ。さらに隣席の若い子が眠って寄りかかるのを、仕方ないかともたらせたまま。そして薪視察&植樹祭はマイクロバス移動の二日。肩から首筋は緊張のままです。
 帰宅して、いよいよ洗濯物片付けようとしたら、また排水不良。結局排水工事一部足すことになりました。
 首が回らないです。夜行バスの出発地東京駅で郵貯銀行と都市銀行を行き来する時間はありました。やっと収支があってきたかしら。山梨の住まいは郵便局は三軒隣ですけれど、都市銀行への送金手数料を渋っていると、無い。無い。山梨の県庁所在地にも今までの通帳の銀行は無く、仕方なく夜行バスを待つ間の時間に入金しましたが、帰宅すれば引き落としが間に合わなかった葉書が来ているけれど何だろうと連れ合い言われます。ただただ、僅かな手数料を渋ったために、矢の催促。私はやはり主旨として郵貯銀行に余分にお金を出したくはないです。下町庶民金融はもう遠くなってしまいました。ああ、この凝りをほぐすには。イタタ。文庫の決算は!イタタ。

 

2013年5月19日日曜日

ロード

 つい10日前に南三陸支援ツアーから戻ってきて、その総括会議と運営についてと会議が東新宿で二日続けであったままに、我が家事情での産地見学は岩手県葛巻町。東京発の格安夜行バスに乗って、盛岡に早朝ついてバスを乗り換えて、そのまま植樹祭・交流会。
 初対面の方々との視察から戻ってきたら、また明日は東京。中央線特急の回数券をまた購入。引っ越してから一ヶ月の間に二冊になりました。
家の内は、いろいろと連れ合いが片付けてくれていると、駅まで迎えに来た車に乗ったら、あれが、これが、誰が、某がと話し始めるのですが。ただいま。
 まだ、静岡市に行ったものもマハラバ風土記にまとめることもできていません。そこからすでに道は諸方に向いて。

2013年5月15日水曜日

間尺に合わない

 洗濯機は・・・まだ使えません。排水の不具合と表示されます。昨夕、設置が終わって設備屋さんが、排水のパイプが一旦トラップに向かってそこから本下水に行くようになっている。ここを売るときに不動産屋がそれまでは手をかけなかったんだろうね。と言っていきました。今日の夕方再度調整。どうなることでしょう。半分水の残ったドラムの蓋を開けて待っています。
 今朝は、そのどたばたもある中、大体の造作の直しは終わったので、収納用品を勘案。くらしと生協のカタログでああだこうだとメジャーとメモ帳持って義母の部屋と二階のトイレ裏にできた物入れなどを計ってみて、これで決め!となったものをオンライン注文。。。。。途中でハタと気が付きました。私は新規組合員。確か三か月は注文金額に上限・・。あら・・。
 押し入れ引出なんかは、義母の和服を容れられるようにと思うと一点ですでに上限ぎりぎり。あら・・。一週間分の食材のほとんどを頼んでいたのですけど、優先順位をつけましょうとなりました。すなわち。私たち三人は箪笥を持ってこなかったのです。いまだに段ボールから衣類を出しているのは、疲れるのですが、あと数週間。注文上限の範囲で収納容器と食材のプラス・マイナス生活のようです。
 昨日は、大勢の職人さんが細かいところを合わせていったのですが、ぐったりする間もなく、微妙なずれの調整をしていかなければなりません。中古を直すって、暮らしながら直すって、面白苦しいです。最後はベストは望みません。ベターで良いかな。そこらへんで調整の幅を気持ちに持っていたいです。

2013年5月11日土曜日

熟年ままごと


 しています。なんてね。
こちらは布仕事。義父の遺した和装アンサンブルと、義母の帯。私が死んだらぶった切って好きにしてと言っていた義母が、全部が片付かない段ボール箱の中で、捨てていいよ、処分して。というのを喜んで、たいした裁縫の腕もない嫁が厚かましく、その年月を刻んでしまいます。
 新しくなるのよ。洗うという事、反物仕事は日向ワーク。再生させるから、とあてにならないざれごと言って縫い目をほどきます。
 こういう時間を取り戻せるのだから、これからの30年文庫番なりに、積み重ねていかなくっちゃ。母の資料もまだ開けられません。VHSをなんとかデータ化すれば、そして紙媒体から電子媒体にしてみようかと思っていますが、生きてきた記録を読み取ると圧縮することは冒涜ではないかと思ってしまうのです。そして、やっとデスクトップのパソコンも接続はしましたが、マウスはなくキーボードでは不自由があって、未完。ここはまだ事務所機能までしかありません。文庫として多くの方に来ていただけるものとなるのは、まだ一回りスペースを勘案しなければならないでしょう。
 まあ、そうは言っても区切りは6月半ばにしたいものです。その前に税務申告も墨田にしなければなりません。嘆息。
 文庫自宅は、まだ段ボールだらけです。途中で南三陸へ行ったからとかではなく、ここの地元でのお付き合いで大工さんに頼んでありますが、この時代、棟梁の元に多くの技能者や取引さんがいるのですね。まだ、一次改装の一段階の台所しか進んでいません。建具の引手や、配管、内装材、電気設備などがそれぞれの業者さんが入るのですが、ゴールデンウィークがその間にあったり、雨降りだとできないことがあったり、その10時と3時をお茶仕度して、ご近所からの春の山菜を調理したり、やりとりしたりで20日は過ぎてしまいます。だから、台所も少しずつ、一緒にできることを増やさないと。私の領分と言えば、本日やっとミシンとアイロンを出したのです。
 義母の思い出記憶も取りだしながら。

2013年5月5日日曜日

縁側商売

 
お!久しぶりだね。何?箱に詰められて運ばれたって。そりゃあ箱入りだね。
ところで縁側商売の番をしなきゃならないね。誰が買うんだろ。
ここは、一日3本のバスが通っているバス停の前だけど、乗っている人もないね。
え?いつの間に「マハラバ文庫」の幟が「たわし」になっているんだい。
本が売り物だろう。資産だって、そりゃあ在庫じゃないか。見本に出しすぎ。日焼けする。
ちょっと、大きめの帽子だね。日除けなのかい。文庫番は今日も庭仕事かい。

 
こりゅあ、凄いね。鏡が埋まっていたって。ガラスだらけじゃないか。手を切るところだよ。軍手にビニール手袋重ねて掘った!え。もっとあったって。発掘調査。何千年経てばそうなるさ。な。だけど今はただのゴミ。何?ビール瓶も埋まっていたって。古来発掘で酒甕は出てくるんだよ。四大文明は酒飲みの戯言でできているんだ。
 違うって、分別が地域によって違うさ。資源なんて、ならないのが人間のくらしだよ。地球からもらって、還せないものにしている。福島・宮城・岩手のスコップ隊は腰痛なんて言ってられなかったんだ。畑にしなきゃって。ゴールデンウィーク終わったら家庭菜園?自給?草で良いんじゃない。
 
                          花もいいね。青木さんのと弘子さんからの。
               しっかり商売しなさいって。

2013年5月4日土曜日

片付け途中


 現在こんな感じです。お台所丸見えですね。ようやく食器戸棚に食器が収まって、流し下は当座しのぎの大小積み重ねで鍋釜押し込まれています。そうここが事務所続きの文庫番の勝手。エネルギー政策として、冬は薪ストーブを床暖房に併用します。といいつつ夏に向かっています。この二間はエアコンは取り外しちゃいました。エアコンは義母の部屋だけになります。床暖房は太陽熱発電だと良いのですけど、その技術は発展途上だからと踏み切っていません。
 やっと、出窓と机にパソコンを置けるようになりました。分割した食器戸棚の小さい方が文庫の事務戸棚兼本棚。本日は、捨てきれなかった自分の資料を収めてみました。・・・母の資料を入れてあるもともとあった棚が見えますが、畳の上にデーターの類が散乱。年次を追って整理していかなければならないのですが、もう入れるスペースは無くなっちゃいました。父の資料などは、当分運べません。
 
 その前に食卓論争。卓袱台派は負けました。慣れない土地で、ダイニングテーブルやら、社長の椅子やら家具を探します。
 そんなこんなで、まだ衣類は段ボールの中。やっと、食器だけが収まった暮らしです。