2018年11月26日月曜日

11月26日パネラー


 経過を言えば、引っ越し翌年の秋に、地域のふれあいサロンなる、高齢の方の集まりが、歩いて行ける公民館で始まった時に、声かけられてまだ早いと思いながら、出られるときには参加していたら、サロンで上映会をした事例も含めて参加者の立場の話をしたら、と本日はパネラー。
 山梨県中央市生活支援体制推進協議会シンポジウム。
 講演は健康科学大学 看護学部の望月教授。他の方々は、立ち上げの事とか、維持継続の事。私はサロンの中見や、参加して得られる喜びについて話題提供です。実母、義父母と続けて亡くなったところに誘われて、庭先のお声かけに一歩地域に踏み出すという話です。面白かったのは会費無しで運営しているリバーの地区ではパルシステム山梨さんからの助成をもらって・・と言う発表に、知らなかった。。こんなに身近に具体的に助成金。
 地域で暮らし続ける。誰にとっても大切な事です。6月の上映会は「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」でした。

2018年11月6日火曜日

白菊咲く


 文化の日と呼ばれる、11月3日はその前日からわさわさと大掃除のような、正月のような、拭き浄めて新しい暦の巡り還るのを迎える事で少し賑やかな家でしたが、庭の白菊が咲きました。これが私の文化勲章。墨田の家の門の前のプランターに挿してあった一枝が、山梨の庭でも開いてくれている。この年数してきたことを振り返ることができる、そして、これからを考えることができるのです。
 父の遺した講義こそが、文化とは何なのか、文明とは何なのかを語っていると聴いていると、突然語りの中に、空の意味が出て来たり、してみたい事が述べられていたりする部分があって、その人のわが父であることを離れても、人間の思想を語る興味深い一人の人物であることが、また、聴こえています。
 私のしてきたこと、子どもを育ててきた中にも、少しでも反映されていたのでしょうか。数日を一緒に過ごし、これから先を考えます。
 そして、また食べ物にまつわる言葉を新たに知り、そのような身体的なところから、発生することのはは、限定された、土地とちでの風土や作業に根差すものであることを考えます。私たちの食べるものが、空気や大地や水と同じように精神を養い育てるものである。アイディンティティイを形作るものなのだと、言葉はアイディンティティだ!と言った人に励まされたことを思い出します。
 父のテープ、文章をまとめるという一つの段階を経たうえで、文庫番がこれからをどうしていくのかが、統合されてきたように思うのです。