2021年7月26日月曜日

障害者解放運動のあゆみ



  表題は、あゆみをつけたのですけれど、茨城から送られてきた60年のまとめになる一冊。よく頑張って仕上げたと思います。今、地域自立障害者の人たちが「生きる」ために。私はなんらお手伝いもできていないけれど、中に一文を昨夏書きました。もし、今だったら、と思う一年が間にあります。それは自分への宿題。
 茨城青い芝の会の40周年誌には母が文章を書いてあって、そして、7月26日は北海道産まれの母が、茨城に嫁いだ日。閑居山の下の集落の夏祭りの日。
 地域で、障害者が自立して暮らす。それは当たり前の事。それは誰もが暮らしを「生きる」という事を保証されるという事。さあ、もう一踏ん張り。

2021年7月9日金曜日

桔梗咲き


  7月6日は父の命日で、もう37回忌になったのだと考えるのだけれども、毎日その生前の声を聴き、文章にしていると、つい側にいるような気もします。今の様子を知っていてなのか、歴史はいつもそんなには変わらないのか、今に通じるような話の内容に、じゃあ、自分がどうしたらいいのか。と。
 親に比して、何もできていないばかりで、じゃあ、何もしなくて良いのかとはならず、異端の系譜は、まだ続くのだと、異端でいいじゃないかと開き直りたいものです。
 53歳で亡くなってしまい、その遺した文章や考え方は貫かれていて、短かった人生ゆえに、変節することもほとんど無かったのは、羨ましいような、あまりにもシンプルなような気がします。
 そのテープを録音していた山の中には、今頃の季節は、桔梗も咲き、山百合が匂い、萩も咲きはじめ、そして枇杷が最後の実りで盛夏へとなる頃なのです。

2021年7月1日木曜日

今年の後半へと


 6月はベニカナメ(レッドロビン)の剪定時期ということで、だいぶ時間をかけて刈り込んでいたのですが、途中で、あとは引き受けたと連れ合いが言うので任せっきり。そうすると言ったは良いがなかなか進まない事にイライラ。
 でも自分は「全集中」ですか。やっと11巻のテープの音を文字化できました。目標とした7月6日には間に合ったのですが、大変粗い起こしなので完成度は低いものです。内容はすでに文章になっていることが多いのですけど、生の声、雰囲気のあるテープに没頭できる時間が取れて、充実した7月を迎えました。
 ベニカナメの中にあった鳥の巣は、巣立ったあとなのか、上手く孵ることができたのか、殻だけになっている卵が残っていました。