2014年4月22日火曜日

アースディに


 早朝の月はまだ南の空に半月に残って、二日ぶりに雨の無い朝のうちに畑に行って見ると、硬かったハナミズキも潤って拡がっていました。やり方知らずに、残っていた種を蒔いた畝にも芽が出ていましたが、何より春の雑草は大手を振って場を占めてきています。何が植層の乏しいだとか、そんなことはないよとまた教えられます。自転車に結わえ付けて運んだ三角ホ―で掻きとって、出てくる石ころも三角ホ―で掬い取っては手近な畝の間にまとめておきます。出土品ですね。トレッキングで見た木々は皆根っこに石を抱えていました。まだまだ明けやらぬうちちょっとだけ農婦は坂道下って戻ります。庭に二番目のポピーが咲いていました。
 あの大雪の時に届いた苗を、雪の残るうちに地面に植えて、どうなるかと見ていたのですけれど、雪にも負けずに咲いたら、このお調子者は、自分の外殻を頭の上に乗せたままの天然ポピー。
 おかしくなって写してみます。
 そのうちに月はどこへ行ったか、今日は薄曇り時々小雨。山椒採りに行く準備の前掛けを縫う布仕事。

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