2011年12月1日木曜日

炎の向こうに

暮らしを築く同士との"ひととき"

 大切な人との協同

ねぎらい

窓ふきも済ませ、障子紙も張り替えました。

少しだけ明るく見える室内、夕食にキャンドルの灯りも添えました。

炎の揺らめきに、グラスを鳴らし労わり合うのです。

暮れの仕事は、二人の協同からはじまっています。

残っているのは、石けんで換気扇を洗うだけ。

それは言いたいけれど、スモークの山桜の匂いでけむに巻き。

その向こうに、各地からの被災地への応援を思います。

多くの人々が重なります。

たくさんの取り組みが重なります。

ねぎらいの気持ちは広がります。

微かな明るさと温もりも届くでしょうか。

食卓から、連帯のかけはしは続くのです。


マハラバ文庫 増田レア


パルシステム連合 きなり2011年12月3回 スモークサーモン

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