2008年7月3日木曜日

賀川豊彦記念資料館中庭で


不思議に大きな貝殻が置いてあるのです。毎回行く度にボッティチェルリの
ヴィーナスの誕生をしてみたいと思うのですが、まだ髪の毛がそこまで長く
というよりは、かなり古びた貝ですから、もし乗って壊したりしたらいけません。
なぜ、この礼拝堂もある記念資料館の中庭にあるのかが誰かに訊かないと
と思いながら、がやがやと騒いで、記念撮影をして帰ってきてしまいます。

4 件のコメント:

野生のトキ さんのコメント...

野生のトキ

賀川豊彦の著作は、本当にすばらしい。
特に、第11巻 協同組合論集。

知られていないこと。
賀川は、アメリカカルフォルニア州の協同組合法案の起草者。戦前、アメリカで多くの聴衆を相手に講演しスタンディングオーベーションで迎えられている。
このカルフォルニア協同組合法が源流になり、あのバークレイ生協が栄えたこと、そこに見学に行った日生協の人に、かの地の生協人が日本人賀川が生みの親だと語っていた。

増田・大仏・レア さんのコメント...

私たちが先人に学ぶ事の果てのないことに、非力を感じます。今の時代にまた、賀川を継ぐ、または、新しい協同の思想を、きちんと発していくことをしないとならないと、この
資料館に行く度に思います。

余情 半 さんのコメント...

 ご存知かとは思いますが私の投稿は本旨とははずれることが多いのでご容赦ください。 この貝がもし「しゃこがい」だとしたらのことですが、「食べられるか、食べられないか」というまことにどうでもよい観点から申しますと、食べられません。うまくないという意味です。ずっと小さな種類のしゃこがいがあってそれは美味しく食べられるそうです。大きいものは見た目もよくヴィーナスなんぞと組み合わさればああいう美しいものに見えるのでしょうね。小さいものの方が実際には役に立つという偏った見方を紹介しました。
 餌をとって生きるのではなく藻と一緒に共生してその光合成でできた栄養をもらって大きくなるのだそうです。きれいな海、豊かな陽光のもとで平和に棲息しています。美しいさんごと一緒に生きております。15年は生きるそうです。

増田・大仏・レア さんのコメント...

 藻と一緒に共生して大きくなる。しかも、餌を食べるのではなく。いろいろ考えさせられます。共生という言葉は深いですね。
 今、ジャイアントケルプも減少しているという話も聞きました。アイルランドのジャガイモ飢饉の時には大事な食糧だったという物語を読んだことを文庫番らしく思い出しましたが、人間の食糧だけの事でなく、「何か」の誕生のためにも海をしっかり見たいですね。