2013年8月22日木曜日

虫すだく


 早朝、西の空に月が残っているのを後に自転車を漕ぎ出して、畑に行ってみます。もう庭も河原も秋の虫の声です。例年という比較ができないのですけれど、季節は確かに移っていくのです。
 朝の空に残っても大きな月でした。
 昨夜は、どこかで花火をしていたのか稲光なのか夜の空の光っていた一角です。甲府まで迎えに来てもらいうどんを夕食にした帰る途中の空でした。稲光なら雨が降って欲しいわね。途中の上野原過ぎまでは大雨だったのよ。と話していました。
 日中は、花衣訪問。私たちの先輩が地域でどのように活躍されているのか、無理をしないでしなやかに芯のある生き方に多くの方たちが寄っている。そこに小さなお金も生み出して動いているのでした。決して一足飛びにはできないから、やりたいことを見失わずに、やっていくのだと学びました。そして、お声かけて引き合わせていただいた、お仲間の方々。地域でいきいきと活動していくには、周りの人たちもまた活き活きとして、忌憚なく意見を交換できる関係をもっているのでした。
お野菜中心の、品数の多い昼食を用意していただき、集まった方々の人となりをお話しいただき、運動を暮らしの中で見せていく姿を知らせてもらい、そして、時間も物も粗末にしない、その場をご披露していただき、そして官邸前に行ってきたのよ。とさりげなくおっしゃるのです。そう一昨年の5月18日集会ででしたか、ご一緒した時から、お味噌のお願いもしたり、不思議ですね。やはり大切なご縁だったのだと、一緒に行った方々も思ったのでしょう。
 そしてまた話に出た、韓国交流で教えてもらった、お豆を蒔くときの教え、「空を飛ぶ鳥の分、地面の虫の分、人の分」このことばを確かめて、心満ちて戻ってきたのでした。
 だから、早朝、虫すだく中、雨の降らなかった畑に行きます。教えてもらっているのです。鳥にも虫にも。そして植物にも。茎だけになった大豆も、また葉を出し、小さな花を付け莢を持っています。
 しかし、また鳥も虫も寄ってくるのでしょう。おこぼれがあれば、取っておきましょう。




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