2011年9月17日土曜日

分かち合うと言う事

 産直と言う事を、産地から消費地へのものの流れと単純には言えない。
以前、そこに持たざる者同士が協同する意思を持つ事と、一つの解答を持てたのですけれど、藪川の開拓組合の歴史を聞き、墨田の皮革産業を受け止め、いのちの在り方を考えると、その大切な産物をどう分かち合えるのかを産直と表現するのだと、いまさらながら自分のことばとする事ができました。その事を、狭山で報告できた事。私のこころにひっかかっていた痛みだった事の一つをお話できました。
 消費する側として、どう分かち合いの形。仕組みを作れるのか。それは争いもいさかいもない世界を目指す事になるのです。産直とは、戦争と飢餓の無い思考を人類が手に入れる道なのです。先輩方が創ってきてくれた道です。

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