2020年11月20日金曜日

パンとあこがれ


 麻婆豆腐のタレが、生協のカタログにあって、化学調味料不使用の新商品。二袋のうち一つを使って、お豆腐も半丁で。他の献立とも合わせてちょっと中華っぽい夕食にしました。
 新宿中村屋と言えば、カレー、そもそものインドカレー。そう思い込んでいたのですけれど、この麻婆豆腐のタレ、目の周りの汗を拭きながら、連れ合いと私は納得顔。
 新宿中村屋、行きました。都内に住んでいた時は何回も一緒にあの狭い階段を上がって、骨付きチキンの入ったスパイスの効いた味。
 子供時代に、ポーラテレビ小説で宇都宮雅代さんが主人公を演じた「パンとあこがれ」放送時間帯はお昼過ぎであったのですけれど、小学校から家に戻ると皆でテレビのある部屋で、観ていたドラマの最初だったように思います。最初というのは、その頃まで閑居山に電気が通っていなかったので、テレビも無かったのと、しばらく不在だった父も一緒にゆっくりと観ることのできる時間にもなっていた頃、ちょうどこの中村屋の相馬家を描いたドラマを観ながら、父が様々解説をしていたのでした。
 そういえば、マハラバ村について、来栖琴子さんが取材したポーラ婦人ニュースの後番組が、テレビ小説であったということで、私の手元にある幾葉かのその番組の写真のもとになるフィルムが、ポーラ関係のどこかにあるのかもしれないと、その麻婆豆腐を食べた夜に目覚めて思ったりしました。食べ物って、、、いろいろと発想を呼び起こすものですね。
 

 

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