2019年12月8日日曜日

玄関に


 伸びきっていた櫟の枝と、南天の実を活けこんでみました。南三陸の〝しおだまり”で買った匂い袋といわきのオーガニックコットンの綿。もう匂いも薄くなっていますが、なんとなく玄関に香りのものを置きたくて長くありました。綿はもう畑の実は開かないのでしょうか。師走になって花殻のあとは固いままなのです。もう霜も降りているからこの量が今年の茶綿の全部でしょうか。雪に見立てるには茶色いのでもうそろそろ片付けてオーナメントなど懐かしみながら出そうかと思います。
 9月以降の、台風や大雨の所為だけでなく、この4年間は10月、11月は気持ちがぐらつきながら、つい4年前を振り返る期間になっているのでしたが、12月はそれでも新しい年迎えに用意をしていきます。そして1月は晴れやかであってほしいのです。
 昨夜は、アフガンで銃撃された中村哲さんの追悼番組を観て、12月8日に日が変わりました。今のこの地上で、平和とは何をさすのでしょう。私にとって平和を願うのは、どういう事になるのか、己亥の師走。あと僅かになります。

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