2015年7月20日月曜日

梅雨が明け



 とても暑い都内を歩き回って、シノブの吊下がった庭に戻りました。昨年、道の斜向かいのお爺ちゃんにもらったものです。今年はあと三個の材料を貰ってまん丸いものを吊り下げてありますが、このように多くの葉は出ていません。
 梅雨明けしたので、またせっせと水をやらなければなりません。
 梅雨のお便りで出した文庫番のお願いに、懐かしい方々が、お返事を下さっています。毎日、有難さに泣きます。
 そのお便りにまだまだ自分の知らなかった事をみつけては、また胸が詰まります。
もう一頑張りしなければならないです。
 自社出版と言ったって、小数点以下の零細会社。それも、自分のしたいことだけを事業とするという我儘さなのに。今の若い世代にも伝えたいから。なんにも無いところでも、始められると言う事。人が人を信じ、そして裏切りがあって、そして、それも含めて、伝えられる事。
 混沌の中から形ができてくる。その通りだった。あり得ないことじゃない。誰かがしなければならないことだったら、自らがするというしかない。
 そういう姿を目の当たりに見てきた人たちの、今更ながらの励ましが、響きます。
自分にはできないと思わない、どうやったらできるのかを考え、考え抜いて、やっていく事。
都市を見ていた、町を見ていた事を、村から見られるようになって、意味が分かったこともあります。くらしという深さ。この吊りシノブが、青々と夏を越して欲しい。
 

0 件のコメント: