2015年2月26日木曜日

まだ、開かない


 風信子(ヒヤシンス)雨になった一日でした。夕方の曇り空の下の写真です。うちの庭はご近所のおじいちゃんが分けて下さる植物で彩られています。山野草もあれば園芸花も。
あっという間に、うちの義母に続いて、斜向かいのおばあちゃんも亡くなったのですから、この球根はまだ、昨年の春に貰ったものだったのですね。今日もまた芽が出て来てしまったからと、幾種類かの球根を分けてもらいました。今年の春の花になるでしょう。
 雪にはならなかった日でした。あの年の春も雪が多かった。そう今日は2月26日。
若い人たちは、世界中で生き急いでいるように言われます。そして切ない。
この数年で、社会が劣化したように思ってはいけないのです。まだまだ私たちが伝えられる種はあると!確信しています。いつの時代にも。
 もう、老い支度の身は、その若さの憤りをきちんと受け止められないのでしょうか。
同じ苦しみの中にくらしは在っても、解決への向け方が違うとしたら、もっと賢者らしい答えを示していきたい。話しても解らない奴は解らない。それでは、それこそお話にならないでしょう。
 間もなく、暖かい日差しの中で蕾が花になります。待っていく力を蓄えています。

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