2011年10月18日火曜日

精神の強靭さ


 安穏朝市では、見事に束子売り。今月は箒を良く売ったかもしれません。秋とは思えない暑い日でした。それでも空は秋の色。10月に入ってから、少しまたものを書く時間を意識しないといけないと思っていますが、イベントの連続であったり、我が家イベントもあったり、半ばを過ぎてまもなく霜の月。菊の花も似合うはず。朝市のお客さんが抱えていたのを、思わず、綺麗な色と雪柳の葉が赤くなるのを知らなかった文庫番は、声をかけました。そしたら、生け花帰りのそれこそ妙齢の方が、菊と吾も紅と赤い葉っぱの雪柳の束をどうぞとくれました。どうせ遠いからと。
 向かいのブース。朝一本50円だったまこもダケ。夕方値下げしていると店開き直後に買った悔しさが顔に合ったのでしょうか、帰り間際にかぼちゃをもらっちゃいました。
 菊、これからの季節の花ですね。華やかな印象ではないのですけど、自分の誕生月の花。飾ってみました。
 ガラス越しに精神のぶっつかり合い。互いに折れる事の無い意思を持っています。ここまで来て“自”と“他”の間に違いが有るとか無いとかを真っ先に論じあう兄妹も、あまり居ないのでしょう。メモ執る人もいぶかしそうです。
 対立する意見の様で、互いを知っているので、同じ事を言っているのを知りつつ、言葉を変えることなく所定の時間を終える。不毛の会話であるようでいて、確信を残す。くじけていない。言葉も意思も多くは持たない。

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