2013年9月27日金曜日

文庫の上に

 
9月25日17時30分
 
 外に出てごらん。と庭に遅くまで居た連れ合いから声をかけられ、三人で見てみます。
この一日は、朝からあちらこちらに架かったたというお話が伝わってきました。夕方の東の空に虹が、西の空には夕焼けが残った庭で、こういう鮮やかで完全な形のも珍しいという事で、思いっきり崖っぷちに退いて屋根に跨ぐような虹を写してみました。
 その間にも鮮やかさは刻々薄くなって、消えていきましたが、ちょっといい画に撮れました。
地域のくらしの中に、協同はあるのだから。この下で石を拾い、草を取り、そういう毎日に架かるのです。いわきから、山梨の虹も見てみたいと。ああ、いわきの友よ。忘れてはいないのです。お味噌のお蔵に感激したことも。
 ここで、この屋根の下で、飯舘のさすの種を宿した味噌はツブツブと熟成を続けています。天空の約束を地上で追いかけるように。
 しかし、、、、瓦の漆喰が落ちてきて、屋根は葺き替えをすることになりました。雨樋も直さなければならないという事です。
 その上、黒瓦は鉛も含有しているのがあるし、銅の雨樋は緑青を吹くから雨水利用はできないと瓦屋さんに言われて、ちょっとショックな文庫番です。物事はやってみようとして、突き当たる現実があります。
 虹を掴む男。。ダニー・ケイの映画も古い記憶になってしまいます。
 


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