風が強くなってきました。冷たい風なので毛糸が縮むかと思い洗えません。義母の編んだセーターです。今日は、風の強い3月10日。昨日はこの地域の粗大ゴミ収集の日だったので、衣類の大半は処分しました。これらの晩年の手作りのものは手放せないものです。お彼岸にあたった49日までには洗って、来た人たちにも見てもらいます。
機械編みのものは、お店に頼まれた手内職のもので残っていません。そうそう、うちの子どもに編んでもらったものも仕舞ってあったのを並べてみましょう。引っ越しの時に、もっと手の込んだ編み物を捨てたのも思い出します。
戦後、つましい家計でも、楽しみながら日々を送って、連れ合いたちを育てた義母。あまり多くは語ることはなかったけれど、東京下町大空襲の惨禍は実体験として伝えられました。それを今年から学べないのです。でも、語ってくれた人が居た事は残るのです。そして、69年前の大空襲に墓も名前もなくなっていった人についても語ってもらいました。
ぐーたら嫁の文庫番。仕事らしい形になっていないけれど、家計からは別にやっているつもりでも、技はない。これから、さまざまな縁も薄れていってしまうのです。できることはやらないと。
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