2012年12月22日土曜日

一陽来復

 冬至が過ぎて、もう春が来るのが間近。日差しも伸びる一月がすぐそこになりました。昨日は、一日台所で煮物。夕方の義父の面会時間を基準に家族が動いています。
 それでも、進めるべきことはすすめていく。目標からぶれていない事に、そうなのかとまた思います。義父もまた、言葉少ない会話の中で、不必要な入院の知らせは要らないというのです。気持ちのしっかりしている患者さんと、看護士さんたちにも言われますが義母や長男である連れ合いには甘えがでるようで、体位の変換を言いますが、まだ経管栄養なので、慣れない私たちは、看護士さんたちの動きを観てします。
 介護・福祉・医療の在り方と家族の実際には、よほどのコミュニケーションがないとより良い状態にはなりません。障害者の運動も、福祉や病気に関わる情報も大嫌いと否定してきた義父が、その主人公。今までの事はどこへやら、やはり自分の辛さを手助けしてほしいのですから、その意思をどう伝えられるかが、短い面会時間に集中。
 もう少しの経過観です。梅の枝の剪定をしてきた話を連れ合いがしたら、「山梨に行きたい」と言うのです。春を待つしかないです。なんとか、病院での年越しになりそうなのも我慢してもらわないとなりません。義母は、連日の見舞いで行くたびに、今更の義父のああせい、こうせいにげんなりしているのか、こっちが疲れると、病室を出る都度に言います。
 かぼちゃのいとこ煮に柚子湯。一年の息災を願うのです。
 

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