2011年10月3日月曜日

希望


 まわり道 出会い道と題された個展が大宮で開かれると案内のはがきが来て、茨城の母と一緒に観るのには、どうすれば可能なのか、これは是非にも行かないとならないのだからと、お互いの自由の効く時間を合わせると半日しか取れなかったのですが、前々泊した下の娘と常磐線で上野に出てきた母と落ち合って、伊賀和子展に行ってきました。この葉書の絵は「希望」。
 そうなのです。原町出身の彼女は重度障害を持ちながら、障害者同士結婚、出産そして画業を続け、今回の個展を開いてくれた。そこに行く私たちにとっても希望であるし、今、もし放射能で脅え、将来子供を授かれないと思う人が居たら、そうじゃない、どんなに障害があっても、生まれてくるいのちを受け止められる社会をつくろうと言う事ができるのは、忘れてはならない希望なのです。
 個展は明日までさいたま市大宮区上小町522 ギャラリー「空」048-644-4086で開かれています。

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