近頃、選択的雑草の配置をしている文庫番の庭。
マハラバ文庫にあった装い箱の表紙写真が2009年の間は母子草にしてありました。
それは、母が胸部大動脈瘤乖離の発作があったにもかかわらず、一人暮らしを続けていた頃に、母の元に通った時の路傍の花。
ハハコグサ。御形。ホウコグサ。
昨年の今日だったでしょうか。車で都内に出た戻り、中央高速を連れ合いが運転する中で受けた携帯電話は、私ったら、悪性リンパ腫だっったんだって、ステージ4だけれど、お医者さんは悲観することはないって・・・・。。。何それ、、悪性リンパ腫って。。そういう声に連れ合いがハンドルを強く握りなおしたのに、後でゆっくり聞くからねと。その後の不安。インターネットで情報を調べまくっても、続けて母、義父、義母を亡くした私達には、ステージ4である事の重さがのしかかっていました。義母は大腸癌でステージ4だった。それをすべて、子供達も共有してきた家族。
当然、次女も承知していたステージ4。宣告。
私には3人の子供が居ます。居ました。そう今も、居る。一人ここには居ないけれど、永遠の中に居るのです。
下町の家の横にもあったこの草の名前を教えたら、へえそういう名前があるんだと言ったのはどの子だったでしょう。
遥か遠い日に、学習教材に書かれていた母と子の別れ別れの涙のあとから咲いた花だと言うお話もしていた記憶。
1 件のコメント:
姉娘がFBで妹と家族の闘病記をアップしていて、身近に居た姉の観点ならではのもの。
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