2013年11月15日金曜日

たきぎだ たきぎだ おおさわぎ

 あたろうかあたろうよ。と高齢者対応の暖房になるのでしょうか。薪ストーブは、11月に入って本格的に使い始めることになりましたが、まだまだ、用意した分では足りないよ。と。ご近所さんも心配してくれます。
 果樹、その前はシルクの産地、桑の古木もあるし、と6月後半からは二、三年分はすでに確保して里山再生にもなる薪造りをしましょうという仲間に連れ合いはすっぽり入って、河川敷にあったアカシアを払下げてもらったのを好きにしてよいということから、薪づくりをしていたのです。その間も良い廃材が出たら薪小屋も作るという話しがあったのでした。その廃材が届いたという知らせで、この数日は薪切りをしている山宮の大欅下に行って、今度は廃材からの釘抜き作業に、これまた文庫番も!
 だから、、私はパソコンで御託を打っていたいから、資料整理をするはずだから、でも運動不足。今、冬に近づき日が短くなったのと、義母の朝食が少し遅くなってきたので、全般にリズムが取れない文庫番稼業。外で身体も動かせるし、整理していた写真の中には、山育ちそのものの写真。父の作業風景などを見て、さまざまに思い出し、これもいいかと廃材に足をかけ腰を引きくぎ抜き数日。
 仲間の皆さんも、朝に昼に夕に、見ながら、それとなく手伝ってくれます。連れ合いには、どうも私を容赦なく、片割れと扱うように思えてきました。まさにパートナー?ならば良いのですけど、さすがに五寸の釘を抜くのにはもともと膂力の無い私。できる限り相手にも負担はかけたくないので、踏ん張ってみるのです。汗がたらたら、腰がばりばりになりそうですが、そこにこれ運んで。と柱材。梁材。いそじの女心はどうしてくれる?何と言ってもご長男の連れ合いにはお義母さんを寒くさせない冬を過ごしたいのが第一。
 薪小屋づくりは、連れ合いは大工さんに手間でお願いすることにしました。無理はできない何事も経験不足の私たち一家。その事を、薪仲間に話したら、そうなんですよ。このあたりは皆お互いに知っているから、助け合って生きていくのが当たり前なんです。と言います。大工さんは彼のお父さんと同級だというのです。この家のもとの持ち主も確かそうでした。そういう地域の中での助け合いが続けられれば、高齢社会にも対応できるのでしょう。地域が声高にいわずとも福祉を担っているのです。だから村だったのです。マハラバも。いづれ、私たちも、どちらか、片割れになるのですから。そして、今や体〇も連れ合いに並ぶ私はこの薪作業に追われて、畑に行くのは昼間のほんの短時間。もう霜が降りて、土も凍るとは言われるけれど、本心はパソコンより畑のカラス大先生に学びたい。
 樹々からの声もまた火の声になるのだから、そこからも学ぶしかないです。火は水の巡り。
そして、庭の半年を輪にして、飾りながら今のところ置き場の無い母の大切にしていたものも並べました。藤蔓、綿、ベニカナメモチ、菊、アイビー、松ぼっくり。

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