2019年5月24日金曜日

水守り




 田んぼまで、することになったのです。我が家の田んぼの水守りに黒く塗られたブロックを置きました。なんで黒く?あの娘はいろいろなものを黒でキメていたから遺されたものも黒が多いのです。良いお米にな~れ。
 お母さんご飯美味しいね。きっとそういう声が田んぼでも聞こえる事でしょう。
そうは願っていたものの、この三日間は、田んぼに水を入れるために、持ち主さんから水の加減を聞いて、教えてもらったように連れ合いははじめたのですが、二晩経っても上手く溜まっていないと思ったら、コンクリートの畦畔なのですが、水漏れ箇所があるのです。しかも二年間の耕作放棄の間に持ち主が把握していなかったところにも穴ができていたという事で、本日は丸々穴埋め作業。
 土嚢もどきを作ってみたり踏み固めたり、季節を先取りした真夏の暑さの中を、家と田んぼの行き来も繰り返し、あれこれ資材を工夫しても石っころと土が一番いいんだと、土地の農夫は教えてくれました。
 水路の入れ口には蟹が居ました。水の調節をしているとイトトンボが二三頭、そして圃場は蛙たちの喜ぶ声。その下の川を泳いでいったのは、エラの黄色い蛇。
 木陰を作っているのは今の季節に熟した紫色になった実をつけた桑の木。
ひたすら、土方仕事でしたが、周囲にたくさんのいのちの姿

0 件のコメント: