2018年12月18日火曜日

依然として



 依然として、繰り返して古い録音を聴いています。なかなか文字として起こしていないのが歯がゆい年末。味噌の甕を用意してあります。今度の寒仕込みではどれくらいを仕込むのか。
 本当は木桶にしたかったけれども、機会を逸したような年であったと思います。
取り敢えず、暑い夏を甲府盆地でどう超すのか。短歌の先生の夏の歌は「盆地沸騰」そうでしょう。私は脳内沸騰したような2018年の夏でした。もう一歩で熱中症になったような気がしてました。当然味噌の熟成も進みすぎるので、早めに冷蔵庫に移したり、または合わせ味噌を試みたりでしたが、今は落ち着いていろいろと楽しんでします。
 そういう味噌会議が昨夜はあって、いよいよ榮子さん芳子さんも飯舘村に戻るということに、この8年間の味噌仕込みを思います。
出かけていた間も煮込めるようにと、天板の上は鍋だらけ。スチーマーの縁は白くカルシウムらしい結石。自然エネルギーの利用も体力が伴わないと長く続かないのだから、人手は得られないこれからの暮らしで、このテープの公開をどうするのかの余力を文庫番は持たなければならないのです。佳境ともいえる歎異抄の読み解きに、ネットで見つけた、大仏尊教を、浄土真宗の僧と書いてある間違いに、一刻も早く、父は何かの宗派、宗旨によっていたものではないということを明らかにしていかなければと思うのです。依然として理解もできないうちにことばを書き綴りそうな自分を情けなくも思うのです。どれほど、父はこの講義を楽しんでいたのか、それを聴いている、竜史君、准ちゃん、良平さん。。皆の幸せそうな雰囲気を、どう表せばいいのだろう。



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