2018年7月13日金曜日

有りました!ありました。


 屋根裏の資料を片付けていて、母の本棚から移した段ボール箱の中に、晃ちゃんの書いた「母よ殺すな」がありました。どこかにあるはずだけれどね。と亡くなった母と話していて、預けてしまった資料の方だと思って、自分では読むことを諦めていた一冊。
 今月は7月27日に「相模原事件を超えて」という語り合いの場をコンセプトワークショップ湯島で開いてもらえることになりましたが、障害者運動をされていたり、福祉事業の場に居たりする方々が、より詳しく私より青い芝の運動に関連することを知っていることもあり、自分は単なる話題提供者だといつも思っていました。古い「全国青い芝の会」などの運動の基礎資料でもあるこの本は、閑居山には重ねてあったものが、敢えて読まずともと過ごしてしまった40年以上。やはり母のところに置いてあったのでした。そして今は私の引き取ったものの中に。
 マハラバ村についても、初期の青い芝の運動についても、さらには父についても他の人の書かれたものは、私は距離をおいて受け止めてきていたのですが、自分が資料を辿るとしたら「転草」と「母よ殺すな」は読んでおかなければと考えていた片方です。
 内容については、諸所で引用もされているものですが、文庫番として探して保存しておく役割の責任が一つ果たせました。
 相模原事件を超えて・・・・これからの社会を構想するにも

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