2017年11月8日水曜日

新芽を用意して



 川の湿度と、暖涼の差のあるところの紅葉は、美しいです。庭のヒメシャラ?夏椿?の葉は色づいています。その枝の先には来春に向かって、力を秘めた新芽がきちんとついています。
 私のライフワークである、父の資料を整理してきたことから、~ともに生きる~「大仏尊教写真展」をパルシステム神奈川ゆめコープさんが本部ビルを会場として開催してくれています。昨日はオープニングセレモニーにお招きいただき、写真展主旨の話を、しどろもどろながらしました。山梨の自宅で、自分で説明するのとは違い、写真パネルをお預けし、自分が立ち会わない間も、他の人に伝わるようにするのは、文庫番の力量を超えていることなのです。説明文章を今回は作ってみました。パネルの説明ですが、父の生涯の概要と、マハラバ村の生活の片鱗を知ってもらえたらと書いたものです。
 今の社会の課題として、障害者殺傷事件や生活保護なめるなジャンパー、そして差別のいろいろ、社会化しにくいものをとらえて、共有することで一歩でも踏みだしていきたいという開催主体であるゆめコープ吉中理事長さんの熱意が、開催に至ったことがとても良くわかる展示になっていました。今の社会の問題として、「ともに生きる」という大きな憲章を神奈川県が作ったこともあります。
 私の中では、父を語ることにとどめておくのですが、そのしてきた事、特に神奈川の「青い芝の会」の人たちとの活動は、社会が置き忘れてはならないことだと、捉えてもらえたのですから、文庫番の資料整理も伝えていき公開していく意義を感じます。
 あら~。。まだ着れると10年前のスーツを着て行って意気込んだのですが虫食いでした。穴があったら入りたい。いえいえ、説明が虫食いにならないように、10日にも茶話会として用意してもらった機会を、十分に活かしたいと思います。

4 件のコメント:

ひよこ さんのコメント...

いろいろととても忙しい中、お父様の資料整理もされて、レアさんのガッツには頭が下がります。資料整理中はお父様の懐かしい記憶も呼び覚まされて、穏やかな気持ちで過ごされたことでしょう。大切なことは広く人に知ってもらい、活動が広がることを望みます。

ムー さんのコメント...

【老いも若きも皆、共に】← 我が地区のスローガンです。小さな漁村でも伝えて行く意味を再発見!
bunkoさん、ここまでの道のり、大変だったことでしょう。
更に飛躍される事をお祈りいたします。

増田・大仏・レア さんのコメント...

Kiyokoさん
 ありがとうございます。連れ合いとの共通話題でもあるので、大切にやっていきます。

増田・大仏・レア さんのコメント...

ムーさん
 一番最初の「きなり歳時記」を買います!と言ってもらって、とことこ行きました。
とても、ゆったりした田辺。さんま寿司。本当に励まされました。