まあ、いうなればチラシ寿司、ええバラ寿司とも呼ぶのですか。
先日の法事の前日、東新宿から戻って、長女夫婦にも作ってもらったその時限りのあるもので。
桜でんぶ多目にして、錦糸卵もあった方がいいというので大急ぎで焼いて、海苔も刻んで、年末商品の七宝漬けも半解凍だったのをほぐして、メカブは小皿物にして、野付のイクラと、細切のイカと、柵であった漁福丸のメバチマグロ、こんな切り方でごめんなさい。大葉。
このイクラを箸でつまんでも、それはイクラ。イカ一筋取り出してもそれはイカ。大葉は大葉少量でもあってこその彩。
特定多数の中の個人という事を考えます。まあ、そんな事言っちゃって、難しいことばは文庫番には使いこなせない。でもね。イクラが一粒、自分はチラシ寿司と名乗るよりは、自分はイクラだ!と言った方がかっこいいし、どれほどのイクラがあるチラシ寿司なのかと美味しさが増すじゃないですか。一パックは長女のお持ち帰りになりました。
宮城の有機米でした。飯台は母のものだったのです。
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