2009年6月13日土曜日

後家のヤモリ?ヤモメ

 文庫番のベランダの田んぼ(今年は夢の谷のほまち田)の横は雨戸になっているのですけど、先日その雨戸をあけるとヤモリがいました。生き物の珍しい東京の下町。瞬間、その気配に吹っ飛ばされそうになるのですけれど、こころを鎮めながら、カメラ付き携帯電話を部屋から取ってきて、写そうとしたら、逃げられました。なかなか、咄嗟には気持ちの準備ができていないのですが、以前、もう一匹がうろちょろしていて、雨水バケツに浮かんでいたのを発見したときには、実に神妙な気分になったのです。でも気を取り直していつか、この連れ合いなり子孫なりが来ればいいなと思っていたら、季節が一廻りしたら、やはり出現したのです。
 先日その話をしたら、後家さん?と言われました。後家のヤモリ。これまた意味深と思いました。
今晩も、小さな田圃の稲の葉先には水玉が吸い上げられ、都会の街灯を中に閉じ込めています。

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