私たちの味噌造りは、もう9年目に入るのだと驚きです。ただひたすらに大豆を選り分けてこの数日を過ごしています。少量です。少量だから手作業でするのに大変だけれども、機械力を使う量はないから、もう一月あまり。
雨の多い11月、カラッと晴れる日を選んでは干したけれど、夏もまた雨が多く、うまく育っているとはいえません。
このセンゴク大豆と、もう少しアケボノ大豆を足しても、階段下に置いた味噌桶には僅かな分量になるのは分かり切っています。そうすると上手くは熟成できないし、いろいろと面倒な事は脳裏に浮かびますが、縁の繋がってきたことはこの地域でもしっかりと繋がないと。
単純に、選り分けて分別するだけの時間があるというのは首も腰も痛くなるまで曲がってしまいますが、自分の都合だけでできる作業。誰からも支払われることの無い、自分だけの対価。だから、ひたすら、これだけを。
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