都内に出かけて戻った翌朝庭に出ると、暮れに被せた砂を押しのけて芝が伸びています。毎年春先の大きな喜びなのです。
先日の都内会議で大きく語られていたのは、今の市民社会の足元が揺らいでいる気がする。そういう話が先輩たちから出ていたのです。民主的に物事を決めていくことや、もっと基本的に嘘をつかない事、人を欺かない事、弱いものをいたぶらない事などがぐらぐらとしているけれど、私たちは、より良い市民社会をつくっていきたい。
そういう半世紀を考えても、もっと前の時代を遡って考えても、どこに正しい社会の在り方があったのかと人類を思ってしまう。だけれども常に抗うものである事は、安易な合意にならないように、押しつけの正義を受け取ってしまわないように、地下の茎だけでも、踏まれてもまた生え出でてくるのです。
それを思い出させてくれる、芝の芽は朝日に輝いていました。
そういう半世紀を考えても、もっと前の時代を遡って考えても、どこに正しい社会の在り方があったのかと人類を思ってしまう。だけれども常に抗うものである事は、安易な合意にならないように、押しつけの正義を受け取ってしまわないように、地下の茎だけでも、踏まれてもまた生え出でてくるのです。
それを思い出させてくれる、芝の芽は朝日に輝いていました。
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