うずら豆が大風で倒れてその後の雨続きに莢も泥まみれになって、心配していたけれど梅雨明けした日の午後に、豆を採りました。この中から良いものを選り分けて、冬のストーブの上で煮るのを楽しみにします。山梨に来て大雪の後、最初に行った西山温泉への途中で売っていたうずら豆の数粒を取り除けて、煮豆一回くらいの収穫でしたけれど、今年の一畝からは笊一杯。
選り分けると言えば、今年は全然トマトが上手くいってなかったのです。買った苗はどうも調子よくないと抜いたはずなのに、その草だらけになった後に、脇芽なのでしょうか残った根のヒコバエなのか、また一本生えていました。それだけで、数日嫌な知らせに気持ちが塞いでいたのが、まだまだ頑張れると、思えたのです。庭には、昨年のこぼれ種からなのか、ミニトマトらしい苗も三本も生えています。思いがけないものは買った苗より丈夫そうなのです。
小さな喜び、それだけでうれしいものです。
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