2015年12月22日火曜日
冬至2015年
今年の冬至。入日の時間は少しだけ伸びて来て、一陽来復。
そんなに冷え込んだ日ではなかったので、大掃除の前準備とも言えるさまざまをしました。その実は、年末にしておこうと思っていた在庫確認。
それなりに、減っています!と大きく言いたいところですが、ぼちぼち以下の様子。新刊は一ヶ月半を過ぎ、やっと落ち着いた感じになっていますが、文庫番が私的都合で営業の時間をほとんど取れてないので、読んだ方が、またお奨め下さらない限りは売れないと言うさま。朝市の束子箒ははけて行ってるのに。
一年。また陽が伸びて、すべてのいのちが時を得て。その中に強弱があるのでしょうか。
暖かかった日中に、やっと胡麻を莢から落としました。これから篩ってゴミを風に飛ばします。
美味しく食べると言うのは、選別をしていくことなのでしょうか。どのようなものにもそれなりの役割があるはずだと、そっと置いておくことができればいいのにと、でも食いしん坊だから、選り分け異物を取り除きます。異物と言っても、莢や葉っぱなのだから胡麻は胡麻。
共同コロニーとは、自発的共同体とはどういうものを言っていたのでしょう。これからのこの国でまた現れるのでしょうか。優劣ではなく、それぞれの個性だから、お互いに納得できるといいのに。
難しいことなのでしょう。男女を問わず自分にない能力を持ったものとは、そこに比較して自分を観てしまうのが軋轢のもとなだと、知っているのに、感情というものは克服できにくい。そういう個々が集まって、生活をともにしていく難しさ。市場主義だけがこの世の競争原理ではない、人の不条理。愚かさを笑えない。
新しい、先の見えるというのは何なのか。味噌を小分けしながら一番思っていた事でもあるのです。若い者にも、老いた者にも、すんなりと互いを認めることができればと。
これからの終の住家を考えるにしても、文化を伝えるにしても。 文章未了
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