2008年8月28日木曜日

巌谷小波著作集

 心地よい苦しさ。と言いますか、旧仮名遣い、歴史的仮名遣いの文章。ルビや注釈で意味を理解する言葉があったり、明治は遠くなりましたか。でも、この時代の本を読んでいると、息継ぎが楽なのです。口語文になって、語りという芸能を受け継ぎ、文章にできているのだと、繰り返される、知らなかった、うろ覚えのままだった、漢字の使い方などを読む楽しみに浸っています。また、仇討ちとは何なのかも考えているところです。

0 件のコメント: